オアフ島の女性囚 無言でカメラの前に立った7人の表情はそれぞれ違っていた。自分は苦難を乗り越えてきたと堂々とする人、受けた性的虐待の加害者への怒りをどうしていいのかわからなず困惑する人、どうしてもカメラを見られない人。彼女達の犯した罪を不法行為を正当化するつもりはないが、受けた虐待やレイプの傷を今も負い続け、その怒りをどこにぶつけてよいかわからないでいる者が大半だ。オアフ島のこの収容所にいる83%の女性は過去になんらかの性暴力を受けた被害者である事が調査結果で明らかになっている。